【暗号資産】Loom Network(LOOM)とは?特徴と将来性

【暗号資産】Loom Network(LOOM)とは?特徴と将来性

総発行枚数    1,000,000,000 LOOM(10億枚)
現在供給枚数      777,755,087 LOOM(約6億枚)
時価総額    $60,608,826 [¥6,732,792,030](80位)
トークン種類  ERC20トークン
コンセンサス・アルゴリズム:Delegated Proof of Stake
公式サイト   https://loomx.io/ja/
公式ツイッター  https://twitter.com/loomnetworkjp
公式mideum   https://medium.com/loom-network-japanese
公式テレグラム  https://t.me/loomnetworkjp
現在供給枚数・時価総額は2019年4月1日現在

ゾンビといえばLOOM NETWORK

イーサリアム上でゲームを開発する方法を学ぶ、無料のオンラインレッスン「CryptoZombies」はご存知でしょうか?Solidity初心者向けで、誰でもできる基本からはじめることができるCryptoZombiesを開発したのがLoom Networkです。Loom Networkはイーサリアムサイドチェーン上で稼働する大規模なアプリケーションプラットフォームを開発していて、多くの開発者が既存の枠組みから飛び出して大規模なDAppを開発してほしいと願っているため無料で公開しています。また他にもZOMBIE BATTLEGROUNDというカードゲームをはじめ、ゾンビが大好きなのか公式WEBサイトもゾンビで溢れています!

またLOOM NETWORKチームの面白い点として他にもホワイトペーパーがなく、公式サイトで英・中・日で随時最新の情報を発信しています。臨機応変に対応するところが素敵ですね。

Etheriumのスケーラビリティ問題に対処

イーサリアムをはじめ基本的に仮想通貨はブロックチェーンと呼ばれる分散型台帳システムに取引記録(トランザクション)を書き込むことによって動いています。トランザクションは、最新のブロック(ブロックチェーンの先頭)に書き込まれることになりますが、書き込むことができるトランザクションの量(容量)には限りがあります。よって、あるブロックに収まりきらなかったトランザクションは、次のブロックに書き込まれるのを待つことになります。イーサリアムのブロック生成時間は現在約15TPS(1秒間に処理できるトランザクション数)くらいで、最終的に10,000TPSを目標とし開発されています。これが1ブロック、2ブロック…と待たされることになると、トランザクションが“詰まった”と感じるユーザーが多くなるでしょう。

イーサリアムベースのプロジェクトが多数誕生したことや、ICOブーム、CriptKittiesをはじめとしたDappsの流行などにより、最近はこのトランザクション詰まりが頻発するようになってきており、それを「イーサリアムのスケーラビリティ問題」と呼び、「プラズマ」「シャーディング」などの決策の導入が期待されています。また高い手数料が付加されたトランザクションほどブロックに取り込まれやすいため、イーサリアム送金時のガス代の高騰も招いています。Loom Networkとはイーサリアムのスケーリングを助ける基礎的インフラのプラットフォームであり、実際にプロダクトとしてリリースされた初のイーサリアム・スケーリング・ソリューションです。

簡単に独自チェーンの構築を可能にするLoom SDK

SDKとは?
SDK(Software Development Kit)とは、あるシステムに対応したソフトウェアを開発するために必要なプログラムや技術文書などをひとまとめにしたものです。SDKには、プログラムに連結して使用するためのライブラリファイル(他のプログラムに何らかの機能を提供するコードの集まり)、APIの仕様を記述した文書ファイルなどが含まれます。

Loom SDKは開発者がブロックチェーンの基盤を理解していなくても素早く自身のブロックチェーンを構築することを可能にする。いわば「自分のブロックチェーン構築」ジェネレーターです。ブロックチェーン上のゲーム開発は、Loom Unity SDKによってどんなゲーム開発者にとっても超シンプルになり、ゲーム開発者は誰でも(簡単に)DAppチェーンのバックエンドとの統合が可能になるので、ブロックチェーン開発者である必要はありません。

Plasmaベースの「Dappsチェーン」

LoomSDKによって作成されたゲームは独自のDappチェーンに保存されます。これはサイドチェーンと呼ばれイーサリアムチェーンとは別にサイドに別にもうひとつのブロックチェーンをつくって、相互運用性をつくることで、メインチェーンには無かった機能を追加したり、手数料や承認時間をゼロに近づけたりと、独自のチェーン設計と運用が行えるようにするものです。DAppチェーンはPlasmaベースのサイドチェーンとなります。

※図はLoomのMedium「Plasma Cashイニシャルリリースより」

プラズマ(Plasma)は2017年8月にイーサリアム創設者のVitalik Buterin氏とライトニングネットワークの共同開発者であるJoseph Poon氏によって発表された階層ツリーを基としたサイドチェーン技術であり、サイドチェーンを使用して高速なトランザクション処理をする事で、イーサリアムのスケーラビリティ問題を解決するソリューション技術です。Loom Networkは世界で初めてPlasma Cashの実装を構築し、資産をイーサリアムから転送したり送り返したりすることで、イーサリアムで安全を守りながら、ERC20やERC721トークンをDAppチェーン上で使えるようにしてセキュリティを保証しています。Plasmaはブロックチェーン間の安全な入金と引き出しを行えるようにする技術であり、Loom SDKはイーサリアムのEOSのような働きをします。

Dappsに最適なDPoSをサポート

DPOSとは、Delegated Proof of Stakeの略称であり、コインの保有者に保有量に応じた投票権を割り当て、その投票により取り引きの承認者を委任するアルゴリズムです。委任された承認者は、ブロック生成で得られた報酬を投票した人に還元する仕組みになっており、全投票トップ100の代理人で新たなブロックを生成します。

Loom SDKはどんなタイプのDAppも構築が可能ですが、大規模オンラインゲームやソーシャルアプリを実現するDPoSをネイティブにサポートしており、特にフォーカスしています。DPosのメリットとしてはトランザクションの高速化、消費電力の抑制、フォークの起こりにくさなどが挙げられます。Loom Networkでは月額固定料金で誰でもDAppsをデプロイできる共有DPoSサイドチェーン「Plasmaチェーン(旧Zombieチェーン)」をはじめ、すでにZombie Battlegroundアルファ版を動かしているモバイルゲームに最適化されたハイパフォーマンスなサイドチェーン「GameChain」や、DelegateCallを動かすために使用しているソーシャルアプリケーションに最適化されたサイドチェーン「SocialChain」をすでに稼働させています。

Loomトークンは何に使用するのか?

LOOMトークンはLoom Networkが提供する全てのプロダクトやサービスにて使用されます。

a)開発者の場合:DPoSサイドチェーンによるトークンのステーキングや、Plasmaチェーンなどを使用する場合の使用料として使われます。

b)ユーザーの場合:例えばLoomが提供するZombie Battlegroundというカードゲームではカードパックを購入することができますが、LOOMをステーキングすることによっても手に入れることができます。

c)これからDAppを稼働したい企業の場合:独自のスタンドアロン型DAppチェーンを稼働させたい企業、稼働中の我々開発者チームからのハンズオンサポートをご希望の企業のために、年間100,000 LOOMにてプレミアムサポートを提供していきます。

d)Loomトランスファーゲートウェイへのアクセス:ユーザーが無料でDAppチェーンを使うためにメンバーシップキーとして1 LOOMトークンの所有が必要となります。

e)Loom SDKライセンスクラス&ノードの運営:SDK使用とプライベートなDAppチェーンのノード運営の両方を行うためにはライセンスクラスを十分カバーする数量のトークンを持つ必要があります。

Loom Networkはゲーム専用なの?

Loom NetworkはEthereumのスケーリングソリューションであり、Loom Network上にはなんでも作ることが可能ですが、目標は100万ユーザーのDAppsをEthereum上で動かすことだと言い続けています。そしてゲームは100万ユーザーに達する最初の「キラーDApp」になると考えているので、ゲームにフォーカスしているそうです。

では先ほどのCryptoZombies以外にどんなゲームに使われているのかいくつか見てみましょう!

Zombie Battleground

Zombie Battlegroundは『マジック:ザ・ギャザリング』 スタイルのカード収集ゲームで、全ゲームアセットとデータは専用のDAppチェーン上に保存される。カードを所有の証明だけでなく、売買も可能!

 

Axie Infinity(LoomSDK使用)

Axie Infinityはアクシーという想像上の生き物を育て、そしてバトルさせることができる分散型ゲームです。収集と育成に加えて、そこではアクシーのチーム全体でバトルさせることもできます。

 

MyCryptoHeroes(LoomSDK使用)

MyCryptoHeroesは世界各国の歴史的な偉人を集めてクエストをこなしていく仮想通貨ゲームです。国産のDappsとしては初めてLoomNetworkのサイドチェーン技術を使用し、ユーザーに負担の少ないゲームプレイを実現しようとしています。

いかがでしたでしょうか?私もDAPPSゲームはいくつかやりましたが、初めてマイクリをやった際はトランザクション無しで動くことに感動いたしました。LOOMの言う通り初のキラーDAPPSはゲームから誕生するのもわかる気がしますね。

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