GLOBAL DIGITAL REPORT 2019について

みなさんはWe Are Socialという会社をご存知でしょうか?

We are socialは中国最大のPR会社ブルーフォーカス・グループのソーシャルメディアを専門とする広告会社です。ソーシャルメディアやデジタルメディアがどのように使われているのかを、「Global Digital Report」をはじめとしたスライドシェアなどで提供しており、情報のソースは、Global Web Index, STATISTAなど手堅いデータを利用しています。

700人以上の国際チームとニューヨーク、マドリード、ロンドン、パリ、ミラノ、ミュンヘン、ベルリン、ドバイ、シンガポール、香港、上海、北京、シドニーにオフィスを構えており、クライアントにはアディダス、Netflix、グーグル、HSBC、ルノー、アウディなどがいます。

私は以前「GLOBAL DIGITAL REPORT 2018」のレポートを読んで、分析などわかりやすく興味深かったので、これを機にメルマガに登録していたんですが、先日この2019年度版となるGLOBAL DIGITAL REPORT 2019が出たので、紹介したいと思います。

GLOBAL DIGITAL REPORT 2019

GLOBAL DIGITAL REPORT 2019はWe Are SocialのWEBサイトででスライド形式ですべて無料で見ることができます。またこのレポートはWe Are Socialの拠点ごとに別れたものもあります。

レポートのスライドは図と数字でわかりやすく表現されているので、英語の苦手な方でも割とスムーズに読みことができるます。

例えば下記の表ではインターネットをはじめとしたユーザーの2018年1月以降の増加数を示しています。この1年で毎日100万人以上増加しているようです。

・世界のモバイルユーザーは511億人。過去1年間で1億(2%)の増加。【緑】
・世界のインターネットユーザー数は43億9000万人、過去1年間で3億6,600万人(9%)増加。【青】
・世界のソーシャルメディアユーザーは34.8億人。過去1年間で2億8800万人(9%)増加。【橙】
・モバイルデバイスでソーシャルメディアを使用するユーザーは326億人。過去1年間で2億9,700万人(10%)増加【紫】

ネットユーザー増加率に関する総括

2018年はインターネットの進歩に合わせるようにユーザー参加が加速し、昨年のレポートを発表してから3億6,600万人以上の新しいユーザー(毎秒11人以上)がオンラインになりました。特にモバイルでの利用者が多く、携帯電話を通したネットユーザーは総利用者の半数の割合を占めています。

 

世界のインターネットユーザーは、平均して毎日6時間42分をオンラインで過ごしています。昨年より7分少ないですが、これはネットにまだ不慣れな急激な新規ユーザーの増加が原因だと考えられます。

 

 では世界の44億人のインターネットユーザーは実際に毎日6時間半オンラインで何やってるんでしょうか?SimilarWebとAlexaの両方で「Google」がもっとも多くの人が訪れたウェブサイト1位となっています。同じAlphabet社関連の「YouTube」が2位です。Facebookが3位となっています。またTwitterも引き続きウェブサイトのランキングで堅調な結果を示しています。

 

電子商取引サイトは着実に上昇してきており、Alexaの方のランキングでは、上位20のランキングに5つの電子商取引サイトがあります。今年は中国のプラットフォームTaobaoとTmallの両方が、グローバルトラフィックの点でAmazonよりも上位にランクされているのは注目すべき点です。

あと「アダルト」サイトも同様のWebのランキングで引き続き注目を集めていますね。

 

またGlobalWebIndexのレポートによると、インターネットユーザーの92%(世界中で40億人以上)が毎月ストリーミングでビデオを視聴しているそうです。

 

あと音声検索・音声コマンドの利用者も増加しインターネットユーザー10人に対し約4人くらいが使用しているようです。

ソーシャルメディアユーザーに関する総括

2019年の初めには、世界のソーシャルメディアユーザー数は約35億人に増え、昨年に比べ2億8,800万人の新規ユーザー生まれ、世界の普及率を45%に押し上げました。しかしソーシャルメディアの使用はまだ世界中に均等に分散されてはおらず、アフリカの一部での普及率はまだ一桁台のままです。

 

またユーザーがソーシャルメディアに費やす時間は、少し今年も増えています。 GlobalWebIndexのレポートによると、平均的なソーシャルメディアユーザーは昨年より1分増加し毎日2時間16分を費やしています。これは昨年の2時間15分から増加し、インターネット時間の約3分の1、起きてる時間の約7分の1です。

ソーシャルメディアに費やす時間は文化によって大きく異なりますが、最も低い日本のユーザーは1日平均36分ソーシャルメディアを見ています。逆にフィリピン人は1日平均4時間12分で、昨年より1日平均15分(6%)増加しています。

■ Facebookについて

Facebookは2018年個人情報漏洩などやらかした割に特にfacebook離れを起こしてる様子はないです。実際、Facebookの月間アクティブユーザー数(MAU)は過去12か月間で着実に増加しており、プラットフォームの最新の収益発表によると、前年比でほぼ10%のユーザー増加が報告されています。プラットフォームの5年間の成長チャートも非常に印象的です。

 

Instagramについて

親会社のfacebookがやらかした割にInstagramは順調です。プラットフォームの最新の広告視聴者数によると、この3ヶ月間でアクティブユーザーは4%以上成長し、現時点で世界中の8億9500万人のアクティブユーザーに到達しています。

■ Twitterについて

2018年の決算発表で、世界のアクティブユーザーの減少を報告したTwitterは低調っす。この減少傾向は、プラットフォームの広告視聴者数にもはっきりと表れていて、視聴者数の合計が10月から1.5%減少したことを示しています。 Twitterの広告視聴者も男性向けに大きく傾いており、プラットフォームでは、視聴者のほぼ3分の2が男性であると報告しています。

■ SNAPCHATについて

Snapchatはさらに不調です。。同社の最新の決算発表によると、毎日のアクティブユーザー数は着実に減少していますが、同社の広告視聴者数ではさらに急激な低下が見られます。Snapchatの視聴者総数は2019年の初めには3億6,550万人で、10月以来10%以上減少しています(この数字はSnapchat自身がプラットフォームの広告ツールで発表した数字に基づいています)。

モバイルユーザーの増加

2018年から携帯電話を使用する人々の数は1億人増加し、2019年1月までに全世界のユーザー数は51億人以上に達しました。

スマートフォンは現在、世界のモバイル接続の3分の2を占めています。現在世界中で約55億台のスマートフォンが使用されているので、モバイルアプリ市場が急成長しているのは当然のことです。

ただし、約55億台の携帯電話のうち25億以上がいわゆるガラケー(future phone)です。あと携帯電話の「モノのインターネット」(IoT)接続は約3億に達しています。

E-COMMERCE(Eコマース)

今年度の分析のポイントです。 StatistaのDigital Market Outlookの調査の最新データによると、Eコマースの支出は前年比で14%増加し、同社の2018年通年の消費財支出だけでも1兆7800億ドルを突破した。ファッション&ビューティーが最も顕著で17%の成長を記録し、年間の世界的な支出は、5兆5000億米ドルを超えています。ただし、最大の割合を占めているのはトラベル(オンライン旅行および宿泊施設の予約)で、世界中のユーザーが年間で7,500億米ドルを費やしています。

2019年のトレンド予測

1.音声制御の重要性

インターネット成長の次の段階は、ほぼ完全に発展途上国市場からもたらされるでしょう。なぜなら現在のインターネットヘビーユーザーの国々と比較して識字率に苦しんでいるからです!!

そのために、グーグル、フェイスブック、アマゾンのような世界的なプラットフォームはこれらの新しいユーザーに役立つ、よりユーザーフレンドリーなインターフェースを構築し、近い将来、音声はこれらの努力を支配するように設定されるように見えます。これは例えばアフリカでスマートスピーカーの台頭するといった点に限らず、人々がコネクテッドコンテンツやデバイスとやり取りするようになるでしょう。

日本に住んでたら国民性もあってかHEY Siriとかあまり言わないよな〜だれが使うんだと思ってたので、識字率って話を聞いてなるほど〜!!と思いました!!昨年もGoogleHomeやAmazonEchoが市民権得てきましたもんね!

2.ソーシャル・メディアの進化

世界のトップソーシャルプラットフォームの中にはユーザーを失いつつあるものがあるので、今後数カ月の間にソーシャルメディア業界では減少と統合が見込まれる可能性があります。現在の減少傾向が続く場合、TwitterとSnapchatの両方の投資家がこれらの企業の取締役会に買収の申し出を受け入れるよう圧力をかけることを期待することができます。

同時に「次の大きなイノベーション」がすでに遅れているように感じます。むしろ、プライバシーの懸念、人々のソーシャルメディアの好みや行動の変化そして、2019年には既存のプラットフォームとのより広範な疲労がすべて組み合わさって、一連の新しいソーシャルプラットフォーム(おそらくSOLIDのような新しい技術革新)を刺激するでしょう。これはインターネット上でのビジネスの構造を根本的に変えることになるので、 ‘Four Horsemen(Amazon, Apple, Facebook, Google)’から強い抵抗を受けそうです。

3.共有体験を生み出すマーケティング

ネットで成功を収めたブランドの舞台裏を見てみると、その多くがマーケティング予算を単に広告として利用することでなく、利用者にとって価値あるものを生み出す共有体験をもたらしています。例えばYouTubeでのハウツービデオのような単純なものであれ、視聴者を行動の中心とする大規模なイベントであれ、この「サービスとしてのマーケティング」は進行中のメディアインフレーションと視聴者の変化に対する唯一の解毒剤です。

ここまでがWe Are Socialによるレポートの総括になります。

個人的におもしろかったレポート

ここからは私がレポートを読んで面白かった部分を抜粋しています。

1.携帯からネットを使う人がほぼ半数。

これは体感としてありますね。日本に限っていえばスマホも普及してるしもっと多そうです。

 

2.Twitterフォロワーランキング

1位:ケイティ・ペリー、2位:ジャスティンビーバー、3位:バラク・オバマ!!!
こうしてみるとアメリカの文化ですねTwitter!

 

3.Twitterでもっともよく使われる絵文字

自分がよく使うから😇かと思っていました。

 

4.人気YOUTUBERと人気動画!!!

もう何年も不動感ありますね。

 

6.人気アプリと儲かってるアプリ

人気アプリは想像通りですが、儲かってるゲームアプリは日本勢が目立ちますね!モンストとかポケモンGoとかけっこうみんなやってるんですね!

以上です。レポート本体は221ページもあるので、みなさんもぜひ熟読してみてください。おもしろいですよ。

※本記事の内容はWe Are Socialのレポート総括を和訳し、画像を引用したものです。

 

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