COCOS-BCXとは?ブロックチェーン対応ゲーミングプラットフォーム。

COCOS-BCXとは?ブロックチェーン対応ゲーミングプラットフォーム。

Cocos-BCXは、モンスト・ツムツムなどに使われているCocos-2DXゲームエンジンをベースにしたブロックチェーン対応ゲーム開発プラットフォームです。独自のNHAS-1808基準とスケーラビリティ対策で専門知識がなくてもブロックチェーンゲームの開発ができます。Binance Labs、NEO Global Capital、500 Startupsなどのトップチェーンチェーンファンドや投資家から4000万ドルの資金を調達した期待のプロジェクトを紹介いたします。

世界最高峰のオープンソースゲーム開発プラットフォームCocos-2DXは130万人以上の開発者を擁し、アジアで最も広く採用されているゲームエンジンであり、日本国内でも30%のシェア率を誇ります。AngryBirds、Badlands、Fight!、Clash of Kings、またツムツムやモンストなど多くの有名ゲームがCocos-2DXを使用して構築され、ZyngaやBig Fish Gamesなどの有名なゲームパブリッシャーもこのシステムを使用しています。 Cocosはゲームをブロックチェーン上に構築する最初のそして最も重要なユーザー向けアプリケーションになるために、ゲーム開発者が新しいゲームエンジンと複数のブロックチェーンシステムをサポートする開発環境にアクセスできるオープンシステムを作成することを目的に、Cocos-BCX(Cocosブロックチェーンエクスペディション)を立ち上げました。

なぜゲームにブロックチェーンが必要なのか?

ゲームを支える経済システムは、ゲームプレーヤー(エンドユーザー)、開発者および全体的なゲームエコシステムにとって非常に重要です。 ブロックチェーンのテクノロジーにより、開発者およびプレイヤーは、プレイ中のゲーム内の仮想アイテムの不足を検証し、デジタルアイテムの所有権を証明し、ゲーム間でゲーム資産を転送し、チェーン上で信頼できるランダム性を生み出すことができます。 これらの要素が組み合わさることで、ゲーム体験が向上し、デザインスペースが広がり、より面白い形のゲームが生まれ、ゲームのビジネスモデルを有料ベースから資産ベースのビジネスモデルに移行するという大きな目標が達成されます。

COCOS-BCXの特徴

Cocos-BCXは3つのコアコンポーネントから構成されています。

Cocos-BCXブロックチェーンゲームエンジンはマルチデバイス、マルチOSそしてマルチチェーンに対応するソフトウェアフレームワークおよび仮想マシンです(ランタイムオペレーティング環境)。ゲーム開発者が彼らのコアアセット(代替可能と代替不可能の両方)を開発するためのソフトウェアフレームワークとして機能します。

Cocos-BCX開発環境(IDE)はビジュアル、スクリプトベース、そしてデータ指向のブロックチェーンゲームのための完全な開発環境です。

基礎パブリックブロックチェーン であるCocosChainは、Grapheneのフレームワークに基づいており、特にゲームやその他の高性能アプリケーション向けに再設計されています。CocosChainは、ゲームの開発者がブロックチェーンベースのゲームを展開するときの選択肢の1つになります。

2017年11月にCocos-BCXの構築を開始し、2018年3月に最初のプラットフォームのデモをリリースしました。このデモには、実験版のCocos仮想マシンおよびCocosChainでのゲームアイテム生成、転送、およびオフラインストレージのコンポーネントが含まれています。

Delegated Proof of Stake

Cocos-BCXのコンセンサス・アルゴリズムは、Delegated Proof of Stake(DPoS)を改良した独自のコンセンサスアルゴリズムを採用。高スループット・迅速な確認・コミュニティのインセンティブ及び低リソース消費を保証しています。トランザクションは現在5100tpsでさらにDAGも導入予定だそうです。

 

マルチチェーン対応

ブロックチェーンは通常BTC、Ethereum、EOS、TRONなどプロジェクトごとに規格が決まっており、例えば暗号資産BTCをETH用のウォレットに送ったりすることはできません。COCOS-BCXで作成されるゲームはマルチチェーンに対応しているので、ゲームのアセットでも異なるブロックチェーン間を移動させることができます。例えばCOCOSとTRONはお互いにNFTの流通や、TRON上でNHAS-1808を実現させたりなど連携を進めているそうです。

 

Cocos-BCX Terminal

Cocos-BCXターミナルはすでにCocos-BCXテストネット上で起動されています。 Webウォレット、ブロックモニター、DAppストア、ゲーム道具取引プラットフォームなどを統合したユーザー端末です。

Cocos Terminalには、次のような多くのユニークな機能が組み込まれています。

  1. 暗号資産になじみのないユーザーのための簡単ログイン。
  2. 残高確認と資産振替をサポートするWebウォレット。Cocosトークンに相当するすべての資産価値を表示。
  3. ユーザーによって実行された取引および契約の詳細、ならびにCocosチェーンで実行されたすべての契約の詳細を含む、完全に透明性のあるリアルタイム統計。
  4. 同一ユーザーアカウントに3つの異なる権限レベルを持つウォレット管理。
  5. 推奨されるゲームが多数あるDAppストア。
  6. ユーザーがゲーム資産を売買できるゲーム資産取引プラットフォーム。
  7. ユーザーがテンプレートを使用して自分のゲームアセットを作成できるようにするAsset Management内の鍛冶屋の機能。

NHAS-1808 Standard

ゲームに使われるトークンはその資産性を保つために代替不可なNFTトークン(Non Fingibleトークン)であるERC721、ERC1155といった規格がよく使われていますが、COCOS-BCXでは既存のNFT基準を改良したNHAS-1808規格(Non-Homogeneous Asset Standard)を使用しています。

その特徴として

NHAS-1808は、「ゾーン」を各アセットに割り当てることで、同じ世界観のもとでの異なるゲーム間でのアセットのオープンまたは条件付き転送をサポートします。各ゾーンは、特定のゲームからのデータを表す1つまたは複数の契約で結合されています。データは異なるゾーン間で読み取り可能ですが、許可なく編集することはできません。 これはこれまでの既存ゲームでは不可能だったことです。

NHAS-1808により、ゲーマーは自分の資産を完全に所有することができます。 従来のゲームでは、資産は発行者または運営プラットフォームによって管理されていました。 NHAS1808では、ゲームが開発中止などにされた場合でも、ゲーマーは自分の資産を完全に所有することができます。

Cocos-BCXは、使用権と資産の所有権を分離することによって、より詳細な資産許可システムを設計しました。  特徴的な許可メカニズムの1つは、所有者が特定の「ゾーン」に起因するデータを削除できることです。 改善された許可システムに沿って、Cocos-BCX Chainは新しいタイプのサービスを実装するためのさまざまな組み込みの運用上およびデータ構造を追加しました。契約システムと組み合わせることで、開発者はアセットリース、モーゲージ、ポーンなど、従来のブロックチェーン/契約システムでは不可能な新しいビジネスモデルを簡単に作成して実装できます。 たとえば、カーレースゲームでは、開発者はガレージを使用する権利の貸し出しや家賃の徴収など、新しい収益モデルを作成できます。

ERC721では、資産データは契約の一部として保存されています。セキュリティモデルの設計に抜け穴がある場合、所有者の許可なしに意図せずに資産を転送することができます。

NHAS-1808では、資産データは契約データとは別に保存されます。この設計により、データトランザクションのコストを削減し、チェーンの効率を向上させ、チェーン間の転送を容易にするなど、他の利点に加えてより強力なデータセキュリティが提供されます。 特定の機密性の高い操作のために、Cocos-BCXは開発者が本人確認のためにスマートコントラクトをアップデートすることを可能にします。契約は、発信者の身元が確認され、要件を満たしている場合にのみ有効になります。このようにして、スマートコントラクトAPIを使用してハッカーによる悪意のある攻撃を回避します。

まとめると、Cocos-BCX NHAS-1808規格では、ゲーマーによる資産の完全所有、異なるゲーム間での資産の譲渡、および新しいビジネスモデルが許可されています。資産のセキュリティを確保し、開発者に完全で便利な開発環境を提供します。

すでに5173とGAMとのコラボレーションプロモーション、およびOntology、Zilliqa、TRON、NEOなどの他のパートナーとの統合に関する戦略的提携により、NHAS-1808 Standardはブロックチェーンゲーム業界の発展を推進しています

COCOS-BCX TestNet

2018年12月21日、Cocos-BCX TestNetが正式に開始され、Cocos-BCXとアイテム交換プラットフォームに基づいて開発された3つのサードパーティ製ゲームが同時に稼働しました。 3つのゲームはOrion Groupによって開発されたOrion ShootingとTyche、そしてFame GameによるHappy Fruitです。アイテム交換プラットフォームはGPE – Game Props Exchangeです。

 

COCOS-SHOOTINGで遊んでみました!最初楽勝かと思ってたらけっこう難しい、、、。

COCOS-BCXの戦略的パートナー

Cocos-BCXのビジョンは、ブロックチェーンのゲームエコシステムを構築することなので、NEO、 EOS、Loom、ONT、Nebulas、Cell Evolutionなどの主要なブロックチェーンプロジェクトで作業を始めており、ゲームとブロックチェーンの両方の分野でより多くのパートナーを探しています。上記以外でもTRONと提携しています。

ココスちゃんがかわいい

COCOS-BCX JAPANでは日本公式のTwitterアカウントがあり、ココスちゃんというキャラクターがCOCOS-BCXのことを教えてくれるのですが、イラストが可愛いです!そして季節ごとに新イラストをアップしています!せっかくいくつか紹介しますね!最新情報が配信されているのでフォローしましょう!

https://twitter.com/BcxCocos/status/1064806910086397952

https://twitter.com/BcxCocos/status/1095964287019900928

https://twitter.com/BcxCocos/status/1102118421959864320

今回はCOCOS-BCXについて紹介いたしました。すでに世界中で実績のあるゲーミングプラットフォームが作るので、私たちエンドユーザーにとってはより便利で楽しいゲーム体験ができそうですね!開発が進むのを楽しみにしています!

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